角型構造の大規模多目的ファジィ線形計画問題に対する分解手法の有効性

本論文では, 角型構造の大規模多目的ファジィ線形計画問題に焦点をあて, 近年, 坂和らによって提案されてきた対話型ファジィ満足化手法におけるDantzig-Wolfeの分解手法の有効性について検討する.Dantzig-Wolfeの分解手法と対話型ファジィ満足化手法を概観した後, 改訂シンプレックス法に対するDantzig-Wolfeの分解手法の有効性について検討するため, 3目的15結合制約の線形計画問題を取り上げる.ワークステーション上で, 50変数と200変数の数値例に対する数多くの数値実験により, Dantzig-Wolfeの分解手法の有効性を処理時間や必要記憶容量に関して数値的に検証す...

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Vydáno v:日本ファジィ学会誌 Ročník 9; číslo 5; s. 747 - 754
Hlavní autoři: 加藤, 浩介, 坂和, 正敏, 茂原, 英樹
Médium: Journal Article
Jazyk:japonština
Vydáno: 日本知能情報ファジィ学会 15.10.1997
Témata:
ISSN:0915-647X, 2432-9932
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Shrnutí:本論文では, 角型構造の大規模多目的ファジィ線形計画問題に焦点をあて, 近年, 坂和らによって提案されてきた対話型ファジィ満足化手法におけるDantzig-Wolfeの分解手法の有効性について検討する.Dantzig-Wolfeの分解手法と対話型ファジィ満足化手法を概観した後, 改訂シンプレックス法に対するDantzig-Wolfeの分解手法の有効性について検討するため, 3目的15結合制約の線形計画問題を取り上げる.ワークステーション上で, 50変数と200変数の数値例に対する数多くの数値実験により, Dantzig-Wolfeの分解手法の有効性を処理時間や必要記憶容量に関して数値的に検証する.
ISSN:0915-647X
2432-9932
DOI:10.3156/jfuzzy.9.5_747